内容説明
ビート・ジェネレーション、ニューヨーク派から言語派、エスニックの詩人まで、モダニズム以降の多士済々たるアメリカ詩のすべてを凝集。観念を廃し、事物そのものを創造する口語フリーヴァースの奔流207篇を収む決定的アンソロジー。
目次
ケネス・レクスロス
W・H・オーデン
シオドア・レトキ
チャールズ・オルソン
エリザベス・ビショップ
ジョセフィン・マイルズ
ポール・グッドマン
ケネス・パッチェン
ロバート・ヘイデン
カール・シャピロ〔ほか〕
著者等紹介
森邦夫[モリクニオ]
1947年生。東北学院大学大学院修士課程修了。現在鶴見大学教授。共著書に『概説アメリカ文学史』、『アメリカ文学の新展開』など
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感想・レビュー
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マッピー
2
私は詩が苦手です。 書くのはもちろんのこと、読むのも苦手。 多分、言葉が持つイマジネーションをうまく捕まえる力が足りないのだと思います。 そんなわけでアンソロジー。 いろんな詩人のいろんな詩を読んで、詩の中でも得意不得意があることがわかりました。 小説では割とシュールな表現でも面白く読めるのですが、詩がシュールだともうちんぷんかんぷん。 ドラマのある詩だったり、思想のある詩の方がわかりやすいので、イメージが広がっていきます。 なかなか手ごわくはありましたが、得るところの多い読書でした。 2014/11/13
王天上
2
現代詩は文章が難解だという印象があるが、アメリカの作品はどれもするりと読めますね。日本だけの傾向なのかな。まあ散文しか読んでこなかったので、まだ詩に慣れていないだけなのかも。そのうち理解できたらいいな。2013/05/14
Shun'ichiro AKIKUSA
0
元本があって、そこから訳したのかと思ったが、日本オリジナル編集の模様。内容は勉強になるし、ほかに類書がない。2016/11/17