内容説明
肯定でも否定でも満たしきれない場所に踏みとどまる力。行き先の見えない世界にあって、個人を超えた人生への手段として、なおも生の総体を言葉に託す。現代詩手帖連載詩に「マイ・フェイヴァリット・シングズ(ノート篇)」を付す。
目次
マイ・フェイヴァリット・シングズ
きみは私の名前を知らない
家
罪を意識する旅は終わったが
レプリカ
ダンス、世界を体に入れるための
このルートを私も/このルートも私は
蛇に会った
砂漠のブルース
未来
わかりやすい謎
自由に、陽気に、幸福そうに
良い人たちのいる冬
著者等紹介
福間健二[フクマケンジ]
1949年新潟県生まれ。60年代後半から作品を発表する
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