モダニズム研究

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モダニズム研究

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  • サイズ A5判/ページ数 633,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783715634
  • Cコード C0090

内容説明

フランスのエスプリ・ヌヴォー、イタリア未来派、ドイツ表現主義、ロシア・アヴァンギャルド等から英米・東欧・南米・日本へ、二十世紀初頭に世界的展開を示した「モダニズム」の文学芸術運動を総点検。「モダニズム」とは何か、その概念・現象・実作をめぐる27人の研究者による一大研究成果。

目次

第1部 西欧モダニズムの形成と展開(〈モデルネ〉の両義性と非同時性―ドイツにおける〈モダン〉の概念をめぐって;〈距離〉の錯乱―モダニズムと写真の経験;モダニズム―その図柄と装飾と;ピエール・ルヴェルディとキュビスム詩言語;レーモン・ルーセルと「科学」;モダニズムとエスプリ・ヌヴォー―アポリネールの美術評論に見る「新しさ」の概念;マリネッティの詩法〈試論〉;アヴァンギャルドの桎梏―マッシモ・ボンテンペッリと未来主義;言語危機論;〈反建築〉としての〈バウエン〉―ドイツ・モダニズム建築の根源;ゲオルク・ハイムの位置―初期表現主義詩人;「ダダはモダンではない」か―未来主義とダダイズムの図式的対比)
第2部 モダニズムの世界的展開(至高の有機体―ロシア未来主義をめぐる四つの断章;革命と「文学の自律」―ザミャーチンとロシア未来主義;越境するダダイスト;レシミャンの手紙に見る「ポーランド・モダニズム」;両大戦間チェコのアヴァンギャルドと構造主義;匿名たちの受容―「群集」と「視覚詩」;『パタソン』とイデオロギー;リアリズムの変容について―ジョイスとスタインの場合;ブリティッシュ・アヴァンギャルド―未来主義とヴォーティシズム;アレンズバーグ・サークルとニューヨークのモダニズム―「アメリカ的なるもの」を求めて;ラテンアメリカのモダニズム;メキシコ近代詩の流れ;ウルトライスモ―スペインのアヴァンギャルド)
第3部 日本におけるモダニズム(日本のモダニズム;日本のモダニズムの再定義―1930年代世界文脈のなかで)
第4部 シンポジウム

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