内容説明
日本の詩はどこにあるのか。そして、どこへ向かいつつあるのか。時代を割してきた詩人たちのテキストの深層に潜む〈詩〉と〈物語〉の根源性を、古典から現在までの長大なスタンスで読み解き、散文形式や声の回復の中に〈詩〉の新たな可能性を追求する。変貌はげしい現在の詩の状況に、詩の始源にして最後の条件を提示した、本書は包摂的な入門書であり、回生の詩学である。
目次
1 現代詩の心飾りは今…(しろ花黄い花;〈古典〉趣味について;〈形〉について;口誦さむべき一篇の詩とは何か;『わたくしの幽霊』以後;Penisistの祈りから人間の原点;玉ネギの走り;つみないのながれる水;「バカヤロー」;月の山とは何か;念いと現代詩;〈うた〉のように)
2 詩の声、物語からの消息(詩のなかの声;現代詩は声を失ったか;谷川俊太郎論;『源氏物語』を離れて;「物語」断章A~M;呪性―恋歌の表現;少女と天皇;現代詩の方法)
3 歌・言葉・日本人(遊考・戦後歌謡曲;歌・言葉・日本人;ひなげし恋愛論;私の敵は私です)
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