内容説明
『大伴家持』から、『火葬の女帝』、『神話・新釈日本書紀』などで神話の解体と再生を試みた詩人の根源は、戦中学生の悲劇を描く『征く』の「時代の子」にほかならなかった。キリスト、天神女帝、ラメセス二世から父への献花まで、時空を超えた運命を描く壮大な試行が展開する。
目次
キリスト異聞(キリスト異聞;続、キリスト異聞 ほか)
少年期(精子のうた;ブランコのうた ほか)
縄文の人に(縄文の人に;曇天の下で ほか)
父への献花(非情の子;溺愛の孫 ほか)
『大伴家持』から、『火葬の女帝』、『神話・新釈日本書紀』などで神話の解体と再生を試みた詩人の根源は、戦中学生の悲劇を描く『征く』の「時代の子」にほかならなかった。キリスト、天神女帝、ラメセス二世から父への献花まで、時空を超えた運命を描く壮大な試行が展開する。
キリスト異聞(キリスト異聞;続、キリスト異聞 ほか)
少年期(精子のうた;ブランコのうた ほか)
縄文の人に(縄文の人に;曇天の下で ほか)
父への献花(非情の子;溺愛の孫 ほか)