内容説明
既刊詩集の全て、数多くの未刊詩篇を収録。主要詩論、クリティック、エッセイなどを収録。多彩な書き下し作品論、詩人論を併録。
目次
詩集〈ウサギのダンス〉全篇
詩集〈冬の本〉全篇
韻文作品(閉窓;みづの旅―響きの連想による変型独吟連句;水の主題による月・夢・花の変奏 定家への口寄せ;二十首 眠りのための)
評論・エッセイ(街と歩行―坂道/路地/T字路;スクリーンの裏側で;グールドの肉体;小動物のユートピア;点の滴り;天井の明暗)
作品論 「松浦寿輝の余白に」(丹生谷貴志)
詩人論(言葉の権利について 蓮実重彦;「松浦寿輝」あるいは「すべすべ」のキス 稲川方人)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浦
4
著者の二つ目の詩集までの詩、評論や短歌まで幅広く集めた全集のような形にも関わらず、たった1,200円程度。かなりお得だ。「冬の本」収載の詩が好み。作品の移り変わりがわかるっていいな。2016/12/24
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2
短歌書いてたんですね。2018/12/09
佐々木雅弥
0
読んでない訳がないのだが何一つ思い出せない
瀬希瑞 世季子
0
「わたしのサヴァイヴァル中古品カタログ(通信販売用)」が可愛くて好き。サヴァイヴァル中古品カタログが顕著だけど、松浦寿輝の詩にはどこか可愛さがあるように思える。丹生谷の言葉を借りるならそれは老人的な可愛さなのかもしれない。2021/11/09
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