内容説明
橋の向こうに消える者、吹き上げる風、横なぐりの雨。潤う土壌、芳香を放つ花々、それらとともにある月。逆境とも順境ともとれうる世界において、停止することのない生者たちの歩行を捉えた、著者自身の縦横無尽な足どり。時の経過に抗うことではなく、それを受け入れ消化する前向きの姿勢を、著者はわれわれの前に提示する。
目次
石目
紫雲英
ツンドラの旅
海老根
蔵
仏座
女王と兵士
色は匂えど
切口
朱色のお朔日
鬼の季
旅立ち
右曲がりの
蝿叩〔ほか〕
橋の向こうに消える者、吹き上げる風、横なぐりの雨。潤う土壌、芳香を放つ花々、それらとともにある月。逆境とも順境ともとれうる世界において、停止することのない生者たちの歩行を捉えた、著者自身の縦横無尽な足どり。時の経過に抗うことではなく、それを受け入れ消化する前向きの姿勢を、著者はわれわれの前に提示する。
石目
紫雲英
ツンドラの旅
海老根
蔵
仏座
女王と兵士
色は匂えど
切口
朱色のお朔日
鬼の季
旅立ち
右曲がりの
蝿叩〔ほか〕