感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
parakeet_woman
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死と花。浅い眠りの時に見る不確実な夢の一つに、夏の夕方の光に照らされた名前も知らない巨大な白と薄いピンクのまじりあった花の夢がある。あの花の名前はなんだろう。そしてあの花の行方は。最近は、死後の世界をちょっとした手違いで垣間見てしまったのだと思うようになった。そしてこの詩集を読んでからは、直截で切実で、どこまでも内側に向いた言葉、転じて、ナイフ。それがあの花の在処へ導く、恐ろしい道具に思えてならない。2019/05/01
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- 和書
- 作業所『ハトさん』
