内容説明
つらいことは向こうの空へポイ。見えない聞こえない人生を、出会った人びとを仲間にして明るく真の聡明さをもって治療に食に対するスピリット。
目次
第1章 安全な治療、安全な食を求めて(ハエと蚊の乱舞する国、バングラデシュ;入院・手術;自然の中で ほか)
第2章 病との共生を求めて(普段よく起こす病気;空腹療法;ヒポクラティック・サナトリュウム ほか)
第3章 見えない聞こえないということ(艱難の果てから;仲間を訪ねて―盲ろう者による盲ろう者の訪問;嵐の中で―中木屋スミヱさんの人生と今 ほか)
著者等紹介
山岸康子[ヤマギシヤスコ]
1943年旧満州の大蓮(現在の大連)生まれ。戦後、家族とともに鳥取県に引き揚げる。小学校入学後、視力と聴力を失う。鳥取県立鳥取ろう学校中学校、高等部で学ぶ。1971年上京。1975年国立東京視力障害センター針灸・マッサージ3年課程卒業。免許を取得。1991年東京盲ろう者友の会設立、副会長に就任。1993年社会福祉法人全国盲ろう者協会評議員。1997年東京盲ろう者友の会会長を経て、2001年非営利活動法人となった同友の会理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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