目次
第1章 インド洋カールニコバル島(出発まで;海軍宿舎;出航;船上にて;上陸;椰子と私刑;特殊看護婦;島民と日本軍;英国少年航空兵の死;空襲と撤退)
第2章 マレー半島(マレー半島へ;海軍病院;手品の上手な中国少年;同郷の軍医長;苦力とインド兵捕虜;妻の面影に似た中国女;戦争終結、ニポンペイタイバカヤロー;死体の横で八ヵ月;魚釣り許可証;帰国)
第3章 転換期のなかで(大竹上陸;忠実に生きた妻)
終章 墓の上の星
著者等紹介
河東三郎[カトウサブロウ]
明治43年1月秋田県仙北郡千屋村に生まれる。大正12年3月同村小学校卒、同4月家業百姓をつぐ。昭和11年9月結婚、同18年6月徴用される。同21年5月徴用解雇、同23年4月草津国立療養所に入所。昭和30年4月短歌を始め、アララギに入会、また徴汐短歌会等に入会発表する。その他詩・生活記録等を書き楽泉園機関誌「高原」に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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