内容説明
「生態系崩壊」の底に「貨幣」がひそんでいる。ケインズ主義貨幣経済がもたらした「世界の荒廃」を超克するために、東洋の英知に根ざした「新・ヒューマノミックス」を提唱。
目次
第1部 近代経済学批判と「人間主義経済学」―若き経済学者への往復書簡より
第2部 高島経済社会学とヒューマノミックス(『経済社会学の根本問題』の再読;『マルクスとヴェーバー』における高島社会学の深化と発展 ほか)
第3部 人間主義経済学講座(「序分」としての経済学批判;七〇年代の「人間主義経済学」の誕生 ほか)
第4部 人間主義経済学の根本問題
著者等紹介
後藤隆一[ゴトウリュウイチ]
1921年(大正10年)岩手県生まれ。学徒出陣を経験。戦後復学し、東京商科大学(現・一橋大学)を卒業。宗教・哲学関係の編集委員、新聞の論説委員などを経て、1973年、財団法人・東洋哲学研究所代表理事・所長に就任。1991年同研究所顧問を最後に引退後、著作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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