内容説明
本書は、将来幼稚園・保育所の指導者として必要な資格を得ようとする主に教員・保育士の養成機関の学生が、幼稚園教育要領・保育所保育指針に従って、保育内容の研究の一環として領域「表現」(絵画製作・造形)に関する基礎的な理解を得るためのテキストである。
目次
序章 これからの幼稚園教育(これからの幼稚園教育;幼稚園教育要領のめざすもの;領域「表現」をどうとらえるか)
第1章 幼児造形教育の原理(幼児造形表現の性格;幼児造形表現の発達;造形教育の理念;造形教育の歴史)
第2章 幼児造形教育の目標と内容(幼稚園教育要領の目標と内容;保育所保育指針の目標と内容;学習指導要領「図画工作」の目標;造形・表現の目標と内容の関連;幼児造形教育の領域と内容)
第3章 表現“絵画製作・造形”と小学校図画工作の関連(幼稚園教育要領の改訂;幼稚園における遊びと表現;園における遊びと小学校図画工作の活動との関連;小学校の図画工作)
第4章 幼児造形教育の方法(幼児造形指導の構え;幼児造形指導の方法;材料・用具;造形作品の見かた;実践事例)
著者等紹介
花篤実[ケイトクミノル]
大阪教育大学
山田直行[ヤマダナオユキ]
佐賀女子短期大学
岡一夫[オカカズオ]
元大阪成蹊女子短期大学
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