内容説明
「どうすれば嫌われない歯医者さんになれるのかなぁ…?」30年前、そう頭を悩ませていた伸治先生は「予防歯科」に着目しました。痛くなってから来るから、歯科医院のイメージが悪くなるのです。痛くなる前に来てもらって、お口の中がずっと健康なら、きっと嫌いになりません。これならいいことずくめです。「健康な人が訪れる歯科医院」このコンセプトの元に集まる地域の人たち、歯科衛生士やスタッフたちが、しん治歯科で繰り広げるさまざまなほっこりストーリーをご紹介します。
目次
第1章 「嫌われない」という奇跡(「おしっこを漏らすぞ!」;痛みの解消を一緒に喜べることが励みだった;歯科衛生士や歯科医師は家族よりも共感してもらえる存在 ほか)
第2章 「何度も通いたくなる」という奇跡(「うれしい!やっとクリーニングしてもらえる!」;出入りの業者さんたちは、見抜いている;気難しいのはこちらの思い込み ほか)
第3章 「スタッフがみんな笑顔」という奇跡(「卒業したら、ここで雇ってください」;長く続けるスタッフたち;スタッフは無料で利用できる保育園を開設 ほか)
著者等紹介
〓橋伸治[タカハシシンジ]
医療法人社団しん治歯科医院院長。1958年、岡山県に生まれる。1985年に徳島大学歯学部を卒業後、徳島大学付属病院助手、医療法人佐々木三成会病院歯科医長を経て、1990年にしん治歯科医院を設立。開業当初から虫歯や歯周病などを防ぐための伸療や「予防歯科」に注力する。2022年現在、予防目的だけで年間1万4000人が通い、リピート率は30年間、95%以上。地域住民の要望に応えて訪問診療も開始。2016年、長男である翔太氏が主導して医院を移転し、診療台16台、スタッフ約70名の医院に成長させる。ほか、2003年に知的障害者通所更生施設「もえぎの里」を開所し、社会福祉法人もえぎの会理事長に就任。2019年には歯科医院の向かいに企業主導型保育園「しんじ保育園」を開園。更に、しん治歯の予防歯科のノウハウを「デンタルフィットネス」としてまとめ、他の歯科医院に導入のコンサルティングも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。