内容説明
近年、カオスに関するトピックスは極めてポピュラーになってきた。その応用は、天気予報から、衛星軌道、化学反応、さらに伝染病までさまざまである。本書はこのカオスの入門書である。初等の微積分学のみを予備知識として、カオス力学に対して、数学的アプローチをめざしてあり、とくにカオス力学における重要な数学的概念をすべて含んでいる。そこでは、関数や写像という簡単な数学的演算の繰返しによって、複雑なカオスを出現させたり、フラクタル概念を説明したりしている。また本書の中には、重要なトピックスに関するカオス/フラクタルのカラー写真が付されており、さらにBASICによるプログラムリストによってシミュレーションも可能である。
目次
第1章 周期点
第2章 1次元系のカオス
第3章 2次元系のカオス
第4章 フラクタル
第5章 微分方程式系
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