内容説明
本書は、「生活」の視点から「健康」について考え、とくに生活様式(ライフスタイル)や生活環境とさまざまな現代社会の健康問題について解説するものである。運動生理学、保健学の分野で活躍する共著者と公衆衛生学を専門とする私がタイアップをしての執筆であり、看護学をはじめとするコメディカルを学ぶ学生の他、一般教養としての健康科学のテキストとしても役立つ。
目次
1 健康の理解
2 衣生活と健康
3 食生活と健康
4 嗜好と健康
5 運動と健康
6 ストレスおよび休養と健康
7 住環境と健康
8 性と健康
9 生活環境と健康
10 健康の保持増進―健康に対する行政のとりくみ
著者等紹介
小田切陽一[オダギリヨウイチ]
医学博士。1982年東京農工大学大学院農学研究科環境保護学専攻修了。1982年埼玉医科大学医学部公衆衛生学教室助手。1989年フリンダース大学医学部血液学教室研究員。1993年埼玉医科大学医学部公衆衛生学教室講師。1995年同助教授。1995年山梨県立看護短期大学助教授。1998年山梨県立看護大学看護学部教授。2002年同大学院教授(兼任)。専門は公衆衛生学・健康科学
飯島純夫[イイジマスミオ]
医学博士。1978年東京大学大学院医学系研究科社会医学博士課程修了(公衆衛生学専攻)。1978年東京大学医学部公衆衛生学教室助手。1981年カリフォルニア大学サンフランシスコ校放射線医学環境保健学研究所研究員。1981年山梨医科大学医学部保健学2教室講師。1985年同助教授。1997年山梨医科大学医学部地域・老人看護学講座教授。2002年山梨大学医学部地域・老人看護学講座教授。2003年山梨大学大学院医学工学総合研究部教授。専門は保健学、公衆衛生学
小山勝弘[コヤマカツヒロ]
医学博士。1997年兵庫医科大学大学院医学研究科修了。1999年山梨大学教育人間科学部講師。1999年山梨大学大学院教育学研究科講師(兼任)。2001年山梨大学教育人間科学部助教授。2001年山梨大学大学院教育学研究科助教授(兼任)。2003年山梨大学大学院医学工学総合教育部助教授(兼任)。専門は運動生理学・健康科学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。