内容説明
本書は、第１章で、大気、陸水と海水、土壌などの自然環境の汚染の歴史や、現在人類が直面している地球環境問題を概観する。第２章では、試料採取地点の調査と選定、試料の採取と保存方法、現地での測定などを述べ、続いて第３章では、持ち帰ったサンプル中の目的物質濃度を機器などを用いて測定する直前までの試料処理を解説する。第４章では環境化学分析で頻繁に用いられる機器分析法について解説する。また第５章では、得られたデータの統計学的な処理について概説する。
目次
１章 人類の活動と環境の汚染
２章 調査計画とサンプリング
３章 試料の調製と測定の準備
４章 環境科学分析に利用される機器分析法
５章 データのまとめ方
