内容説明
本書において著者が意図したところは2つある。本書のステロイドの章を読めばわかるように、有機化学的構造に基づいてステロイドの基本骨格をつかみ、そこからこの一群の全体像を理解しながら、名称のつけ方を学んでいけるように配慮しているのである。本書が意図したもうひとつは、対象を学際・産業界で活動している社会人としたことである。
目次
第1章 有機化合物のIUPAC命名法
第2章 アミノ酸とペプチド
第3章 炭水化物(糖質)
第4章 脂質
第5章 核酸
第6章 ステロイド
第7章 カロテノイド
第8章 ビタミンと関連化合物
第9章 テトラピロール類(ポルフィリン類と胆汁色素)
第10章 酵素