目次
１章 「東京ディープチャイナ」とは何か？（「麻辣」中華が都内を席巻している！；中国の食のトレンドがすぐさま日本に届く；蘭州牛肉麺のほどよいコシはこうして生まれる；店舗数が都内で最多の東北料理って何だ？ ほか）
２章 東京でチャイニーズ中華を食べ歩く（麻辣；羊料理；麺；小吃 ほか）
３章 漢字で読み解くメニューの見方（メニューに使われている漢字から料理を知る；「東京ディープチャイナ」エリア解説）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
102
横浜中華街の老舗「聘珍樓」が破産し、香港の水上レストランは海に沈んだ。旧華僑が経営する観光客向けに味を改良した料理がメーンの店が消える一方、ここ数十年で日本に移住してきた新華僑による、中国各地の地方料理を味わえるレストランが都内で急増しているとは知らなかった。これだけ地域によって多士済々な料理があるのなら、中国料理として一括で世界遺産に登録できないのも当然か。これからの料理は洗練よりも個性であり、店ごとに料理の生まれた土地の味を訴える時代に入ったのだ。この本を片手に都内で中国を食べ歩きたいと思ってしまう。2022/06/25
アリーマ
17
東京と近郊の現地仕様中華料理店の紹介。 各地の料理の種類、名物料理なども写真付きでまとめられていて、非常にお役立ちな本。 写真を見て食欲が刺激されたら、実際に食べに行けるっていうのが良い！ これをもって中華を食べに行こう♩★★★★★2021/07/31
サケ太
15
都内、川口などの様々なスポットのディープ中華店の数々。おいしそうな店が多くて素敵。さっそく行ってみが、期待に違わぬ本格差にノックアウトされる。満足感がすごくて、おいしかった。だが、人数をそろえていきたいところではある。2022/06/02
ののまる
8
東京いたら、絶対全部巡る。いいな〜本場ガチ中華！2022/09/21
フロム
6
体言止め用言止めを多用し、店にも読者にも寄り添わないドライな文体、ほぼ全て真上から撮られた料理の写真、名物料理をカメラに向ける店員、俯きながら料理を仕込むコック。その全てがホントに地球の歩き方そのもの。アプリと情報サイトの台頭により絶滅してしまった旅行ガイドブック。 でもダイヤモンド社は砕けないとばかりにしぶとく生き残っていた。スタイルを残しつつ新たな分野に活路を見いだす。編集者の有能さが理解できる一冊。2022/02/09
