世界平和記念聖堂―広島にみる村野藤吾の建築

世界平和記念聖堂―広島にみる村野藤吾の建築

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784782488041
  • NDC分類 526.19
  • Cコード C3052

内容説明

世界平和記念聖堂は、戦後の早い時期に、当時、広島カトリック教会司祭であったラサール神父の発想のもとに建設が企画され、競技設計に付され、結果的には、村野藤吾氏の設計により、世界各地からの浄財と寄贈とによって、建立され完成したものである。着工は、1950年10月8日、献堂式は1954年8月6日であった。かくて被爆都市広島の戦災復興のまっただ中において、聖堂が建設されたことになる。あの被爆後の混乱した時期に、どのような考え方で記念聖堂が設計されたのだろうか。建設に至るまで、どのような教会側の苦労があり、どのような経過を辿ったのであろうか。そして、どのようにして建設されたのだろうか。聖堂建設をめぐる多くのエピソードもあるにちがいない。そして、当時広島は、どのような状況だったのだろうか。

目次

第1章 天主公教会時代
第2章 被爆と記念聖堂建設の企画
第3章 記念聖堂の設計
第4章 記念聖堂の建設とその苦難
第5章 完成した記念聖堂
第6章 補修計画と補修工事
終章 結びにかえて

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