中国黒茶のすべて―微生物発酵茶

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784782102459
  • NDC分類 619.8
  • Cコード C1061

内容説明

黒茶とはどんなものなのか、どれくらいの種類があるのか、中国の各民族でどのように飲まれているのか、そしてその化学成分はどの程度明らかにされているのか、またその機能性はどうか、など、本書では黒茶のユニークな面を詳しく述べる。

目次

プロローグ 世界の茶の分類と中国茶
第1章 中国における喫茶の歴史と黒茶
第2章 主な黒茶の散茶と緊圧茶の規格と特徴
第3章 黒茶の製造
第4章 黒茶の色、香り、味
第5章 黒茶の化学と微生物
第6章 中国における黒茶の品質検査
第7章 中国少数民族の食生活と黒茶
第8章 暮らしの中の黒茶
第9章 中国の多彩な喫茶法
第10章 黒茶の機能性

著者等紹介

呂毅[ロキ]
1993年静岡大学農学部農芸化学科卒業。1995年静岡大学大学院農学研究科修士課程応用生物化学専攻修了。1995~1997年フランス滞在。1998年9月~1999年2月京都大学化学研究所研究生。2001年浙江大学茶学系博士課程入学、現在に至る。評茶師

郭〓飛[カクブンヒ]
1982年中山大学化学系卒業後、商業部杭州茶葉加工研究所就職。1989年静岡大学農学部研究生(日本政府国費留学生)。1992年静岡大学大学院農学研究科修士課程応用生物化学専攻修了。1995年岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程(静岡大学)修了。1995~1997年フランス国立農業研究所博士研究員。1997~2000年日本学術振興会外国人特別研究員(京都大学化学研究所)。2000年~現在、浙江大学化学系助教授。評茶師

駱少君[ラクショウクン]
1965年浙江農業大学茶学系卒業。1965~1980年福州茶厰。1981~1983年静岡大学農学部留学(中国政府国費留学生)。1984年~現在、中華全国供銷合作総社杭州茶葉研究院(1996年から院長)、国家茶葉品質監督センター(1988年から主任)、高級評茶師、労働社会保障部特有業種技能資格(評茶および茶葉加工)鑑定センター長

坂田完三[サカタカンゾウ]
1966年京都大学農学部農芸化学科卒業。1968年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1970年京都大学大学院農学研究科博士課程中退(1972年1月京都大学農学博士)。1970年理化学研究所研究員。1977~1979年オーストラリア国立大学化学研究所研究員。1981年静岡大学農学部助教授。1987年静岡大学農学部教授。1988年京都大学化学研究所教授
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感想・レビュー

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rinichiro

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製造法から発酵の科学的な説明、含有成分とその機能、茶の種類と格付の基準、中国国内で行われている品質検査の説明、喫茶の歴史、作法、と、「すべて」の名に恥じない充実した内容。茶葉や茶器の広告の類は一切無し。巻末に出ている参考文献は大学や研究所が出しているお堅い本や論文ばかり。ひたすらまじめ2010/01/29

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