内容説明
トラが?木のうえ?ばかな!まさか!ほんとうだ。わしもみた!さて、どうしよう?読んで楽しい、聞いて楽しい、力強いインドの絵本。本書は1999年、ブラティスラヴァ世界絵本原画展において、金牌賞を受賞しています。
著者等紹介
ラヴィシャンカール,アヌシュカ[ラヴィシャンカール,アヌシュカ][Ravishankar,Anushka]
1961年、インドのムンバイ(ボンベイ)に生まれる。大学で数学を専攻。リズミカルな言葉による、自由で奔放なナンセンス詩を得意とし、かずかずの楽しい作品を英語で書いている
ビスワス,プラク[ビスワス,プラク][Biswas,Pulak]
1941年、インドの東ベンガル(現在のバングラデシュ)に生まれる。コルカタ(カルカッタ)の国立美術大学を卒業後、ユネスコの特別奨学金を得て、イギリスとオランダでグラフィック・デザインやイラストレーションを学ぶ。インドの子どものための絵本原画において、最も経験を積んだ画家の一人
うちやままりこ[ウチヤママリコ]
内山眞理子。1949年、山口県生まれ。翻訳家。日本女子大学文学部卒業後、インドのタゴール国際大学にてR・タゴールの思想を学ぶ。以来、彼の寓話や物語、詩などを紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちえ
41
読友さんのレビューより。元はインドのタラブックスでのシルクスクリーンの絵本だそう。きょとんとしたトラがとてもかわいい💞文字の配列、サイズも良い。このお話は画家のビスワスさんが子供の頃ベンガル(バングラデシュ)で実際に体験した事と。それはさぞかし村は大騒ぎになったろうなぁ😄2022/03/19
たーちゃん
19
息子は「川にじゃっぽーんだね」と言っていました。2022/10/10
遠い日
12
オレンジに白黒のこの絵は、シルクスクリーンだそうだ。活字がくねり、文字の大きさも自在に変わり、声の大小を聞くような効果を感じる。ざっくりした骨太なストーリーはエンドレス。2014/03/27
おはなし会 芽ぶっく
7
プラク・ビスワスさんが子どもの頃体験したおはなし。気弱なトラがヤギに驚いて木の上に!村中大騒ぎになったそうです。文少なめですが面白さが伝わってきます。2019/06/06
夜
7
インドの絵本。なんというか、絵が自由ヽ(^o^)丿トラが木に登るシーンには吹いてしまいました。でも、お話がループしてて、トラさんも人間も(絵柄さえも)おおらかで、ちまちまちっちゃいことを突っ込んでいるわたしに「そんなこと、気にしなさんな」と言っているような気がしましたww2011/02/08
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