よりみちパン!セ<br> 続・神さまがくれた漢字たち 古代の音

よりみちパン!セ
続・神さまがくれた漢字たち 古代の音

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781690384
  • NDC分類 K821
  • Cコード C0095

出版社内容情報



山本史也[ヤマモトフミヤ]
著・文・その他

内容説明

圧倒的な支持を得た前作での、漢字の「かたち」の成立過程の神秘をふまえ、今回新たに、ことばを生み出す母胎としての「音」の謎に鋭く迫る。漢字のなかに本来ひそむ、人間の、自然との豊かなかかわりと、あきれるほどの深い知恵から、現代のわれわれは何を学ぶべきか?小中学校でも開示されはじめた、漢字の真実。

目次

第1章 ことばと世界の誕生
第2章 「音」の正体
第3章 日本の「おと」
第4章 中国の「おと」
第5章 「歌」と「うた」

著者等紹介

山本史也[ヤマモトフミヤ]
1950年、高知県土佐清水市生まれ。大阪の公立高校の国語教諭であると同時に、故・白川静の最後の薫陶を受ける。現在、白川静が所長をつとめたNPO法人・文字文化研究所副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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必殺!パート仕事人

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万葉集は氏族社会→貴族社会の移行期に書かれた。菜摘みなど繰り返しの動作は神事に通じる。このような俗事は貴族神事に吸収された。いつかははっきりしないが、万葉集の中でも地方で詠まれた歌に残るだけになっている。 音に対する神意も清少納言の頃になると、全く神性が無くなっている。古代「嬉し」は神を喜ばせること。それが即ち個人の楽、笑であった。個人の楽しみのために歌ったり踊ったりという感覚は無かったと考えられる。 鶴の声、不如帰の声、雷。全てが神からの告げであり畏れの対象であった。2019/12/06

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