目次
第1章 手の文化と足の文化
第2章 腹の文化と胸の文化
第3章 チェスと将棋
第4章 風呂敷文化と袋の文化
第5章 一神教文化
第6章 多神教文化
第7章 木の文化と石の文化
第8章 群の文化と個の文化
第9章 余白の文化とぎっしり文化
第10章 知性の遊び・表の意味と裏の意味
著者等紹介
辰巳慧[タツミサトシ]
兵庫県立姫路西高等学校卒業後渡米(1955)。Reedley College(数学)卒業(1960)。Southwestern University(宗教学・心理学)卒業(1963)。The Iliff School of Theology,Graduate School of Religin神学修士(1966)、宗教哲学修士(1968)。現在、姫路工業大学教授(英米文学・比較文化専攻)
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感想・レビュー
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わ!
6
ジャンルとしては、比較文化論ですね。発想が多岐に及んでいて、とても面白い話題が多いです。ただかなり飛躍した推論も多くて、そこまで言い切って良いの?…と、読んでいて心配になるくらいでした。例えば大和を「山(の)人」から生じた言葉だとする箇所などは、少し飛躍し過ぎではないのでしょうか?ただこの著者さんは、日本だけでなく、神学などにも詳しく、とくに旧約聖書なとの解説などは、面白く読ませていただきました(聖書に関してもは、当方に知識が無いため、どこまでが正しく、どこまでが怪しい説なのか、区別しにくいのですが…)。2025/02/02