出版社内容情報
信田さよ子[ノブタサヨコ]
著・文・その他
内容説明
いくつになっても、世界でいちばん好きな「ママ」、そして世界でいちばんウザい「ママ」。私たちに必要なのは「絆」なんかじゃない―ママのタイプ分けからはじめる、世界初のママ研究。ふろく(増補)=「ザ・パパも研究」。
目次
1 方法と目的(スキルを身につけよう;ほかのママと比較してみる ほか)
2 傾向と対策(プライドめちゃ高 超ウザママタイプ;明るさスゴ盛り スーパーポジティヴ・パーフェクトママタイプ;見ているだけでガチ不安…かわいそうママタイプ;一生「娘」のおしゃセレブ 夢みるプチお嬢タイプ;女をアピって生きていく ツンデレ小悪魔ママタイプ;ちょいダサ、退屈、ちょ~平凡!フツ~すぎママタイプ;意味不でまぢでホラーです 恐怖の謎ママタイプ)
3 観察と対象化(研究の成果;「わからない」が研究条件;ママには秘密の「不思議リスト」 ほか)
著者等紹介
信田さよ子[ノブタサヨコ]
1946年岐阜県生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了ののち、駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談所を経て、1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族たちにカウンセリングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
42
こ、これはあの信田さよ子さんの本!? 驚いたけど、よりみちパン❢セシリーズと知り納得。が、最初のママ診断。自己診断したら、かわいそうなママだった。(泣) ツンデレ小悪魔ママが良かったな。そしてパパ診断の最後の言葉。「家族なんだから、気持が通じていれば、言葉はいらない。と、そう考えられてきた。これを絆と呼ぶとするなら、あなたたちに必要なのは、絆ではない。」グサッ❢ やっぱり家族でも言葉は必要。でも夫婦間に限り余計な言葉で深い傷を与え合うことも。。。2016/07/02
nbhd
18
どうやらママが大変なことになっているらしい。これはもう、社会問題として。カウンセラーである著者の分類によるとタイプは7つにわけられる⇒「超ウザママ」「パーフェクトママ」「かわいそうママ」「夢みるプチお嬢ママ」「ツンデレ小悪魔ママ」「フツ~すぎママ」「恐怖の謎ママ」。ママ曰く「だって、ぜんぶあなたのためにやってるんじゃないの」、娘曰く「ママってほんとは暇なんじゃないかな。私のこと以外にやることがないのかな」。「(ママは)私のことをやる」、ヘンな日本語に見えるけれど、意味が分かるからこわいこわい。2014/12/07
びすけっと
17
2010年9月刊。重たい母つながり。それ以前によりみちパン!セ シリーズはティーンエイジャー向けだけれど、結構役立つし、おもしろいのです。この本は「娘が重たい母と悩む前に、早いうちから対象化してしまおうよ」と研究を通じて母を見つめて知っておこうと促す一冊です。だから10代女性向け。七分類のママが出てくるけれど、重い母ママもいれば、影の薄いママも、ありきたりのママも。ママに呪縛されないよう対策は若いうちから。女性も大変だなあ。2014/10/23
なつ
17
ママというか親に対して嫌だと思うことが悪のように感じていた自分にはとても良書でした。嫌なことは嫌だと言っていいんだなあと安心しましたね。もう20歳も過ぎましたがやっと親から独立できるような精神状態になってきたかなと感じてます。いい距離を保って親と関わっていきたいです。2014/01/26
ジュンコ
9
いろんなママと、いろんな子どもがいる現代。傾向と対策を知っておくことは大事。それで生きやすくなるなら。2015/12/05
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