出版社内容情報
八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他
内容説明
関ヶ原の戦いの直前から幕末までの270年間を通じて見ると、600家の大名家のうち、260だけが明治維新まで残り、残りの半数は消えていった。「関ヶ原の戦い」の怨念で消えた藩、「築城」「城の移転」で消えた藩、「反乱の疑い」で消えた藩、松平・徳川一族の「お家事情」で消えた藩、「お家騒動」「大人の事情」で消えた藩、「セクハラ」「パワハラ」「スキャンダル」で消えた藩、後継者が確保できずに消えた藩…などなど、藩名にまつわる雑学をベストセラー作家が徹底分析。
目次
はじめに 「残れなかった藩」こそが、歴史ドラマの宝庫である
第1章 なぜ、「藩」は複雑な変遷をたどったのか
第2章 「関ヶ原の戦い」の怨念で消えた藩
第3章 「築城」「城の移転」で消えた藩
第4章 「反乱の疑い」で消えた藩
第5章 松平・徳川一族の「お家事情」で消えた藩
第6章 「お家騒動」「大人の事情」で消えた藩
第7章 「セクハラ」「パワハラ」「スキャンダル」で消えた藩
第8章 後継者が確保できずに消えた藩
エピローグ 明治4年にすべてが消えたとき、いくつの藩があったのか
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は90冊を超え、ベストセラー『江戸三〇〇藩最後の藩主』(光文社新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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