出版社内容情報
結城伸夫+逢魔プロジェクト[ユウキノブオオウマプロジェクト]
著・文・その他
内容説明
身投げするものや転落事故が多いことで知られる某沼。昨日、その沼から遺体として引き上げられたはずの男が村を歩いているのが目撃された…(「庭のゾンビ」)。自宅を建てるために購入した土地はおどろくほど格安だった。しかし、ここの住民はよそ者を嫌うのか、その土地についてとにかく不吉なことを口した(「見える聞こえる声」)。―恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。
著者等紹介
結城伸夫[ユウキノブオ]
関西大学文学部卒業。大手広告代理店でクリエイティブディレクターとして長年勤務。怪談好きが高じて早期退社し、逢魔プロジェクトを立ち上げる。雲谷斎という主宰者名で、ネットスタッフ20名と一緒に「逢魔が時物語」というメルマガ、サイト運営のほか、本とCDの出版、電子出版、イベント出演など、お化けがらみのオモシロ怖い活動を続けている。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など出演、取材多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨
23
読者の体験談なので仕方ないとは思うけど同じ人の投稿ばかりと言うまいイメージ。寄稿はやはりプロの方だから上手いわ。2022/06/10
キナコ
11
久しぶりの実話シリーズ。『視・聴・縛・感・異』の5つをテーマにした全51話で構成された短編集。大体が4ページくらいのものが多いため、一日で読みきれる量ですね。怪異としては本編でも述べられている通り、意識していない時にふっと出てくるものが多く、読みながらもゾクリとしました。そろそろ夏も近づいているところ。ホラー作品を読み進めて行こうかな?2021/06/20