出版社内容情報
小川泰平[オガワタイヘイ]
著・文・その他
内容説明
かつては派手なアクションや拳銃のドンパチは当たり前、フランクな刑事が荒唐無稽な活躍をしていた刑事ドラマ。しかし、ここ数年は警察という組織も、事件捜査も現実を緻密に再現し、リアリティが格段に増してきている。本書は刑事ドラマ好きを自認する元刑事が人気ドラマの「リアル度」を検証。本物の犯罪捜査とドラマの違いとは?刑事が感心するほどリアルな場面とは?事件がますますおもしろくなる、刑事ドラマファン必携の一冊!
目次
第1章 事件現場の“検証”(殺人事件発生!現場に急行した刑事は…外で待ちぼうけ???;ハンチョウたちはいつも出遅れ?現着いちばん乗りはこの3人! ほか)
第2章 捜査の“検証”(帳場が立った!所轄に全員集合~!!;捜査会議の必需品・ホワイトボード でも本当は存在しない??? ほか)
第3章 逮捕・取り調べの“検証”(マジックミラーはあるが、話し声までは聞こえない 取調室のウソ・ホント;「ベタ」と言うなかれ!現実でもある脅し役となだめ役 ほか)
第4章 刑事の“検証”(刑事の服装はTPOで使い分け スーツはデパートのオーダーメイド;リアル刑事も残業は当たり前 時給に換算するとアルバイト以下? ほか)
著者等紹介
小川泰平[オガワタイヘイ]
元神奈川県警刑事。犯罪ジャーナリスト。1961年、愛媛県松山市生まれ。1980年に神奈川県警警察官を拝命。所轄の盗犯係の刑事を皮切りに、警察本部機動捜査隊、捜査三課、国際捜査課の刑事として、主に被疑者の取り調べを担当。広域捜査班(SITの前身)では殺人、誘拐、企業恐喝事件等を担当。人質立てこもり事件で第一陣での突入経験もある。警察庁刑事局刑事企画課時代には、ソウルに出張し韓国警察庁との合同捜査に参加。知事褒賞のほか、警察局長賞、警察本部長賞などの受賞歴は500回以上。2009年12月、30年奉職した警察人生に幕を引く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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