出版社内容情報
結城伸夫[ユウキノブオ]
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逢魔プロジェクト[オウマプロジェクト]
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内容説明
「逢魔が時」とは黄昏とも呼ばれる薄暗い時間帯、あの世とこの世の境界がゆらゆらと交わる場所―。日本最大の怪談メルマガを配信する恐怖サイト「逢魔が時物語」に寄せられた「ありえない」体験の数々。じわじわと恐怖が近づいてくる長編を含む52話を収録。
著者等紹介
結城伸夫[ユウキノブオ]
関西大学文学部卒業。大手広告代理店でクリエイティブディレクターとして長年勤務。怪談好きが高じて早期退社し、逢魔プロジェクトを立ち上げる。雲谷斎という主宰者名で、ネットスタッフ20名と一緒に「逢魔が時物語」というメルマガ、サイト運営のほか、本とCDの出版、電子出版、イベント出演など、お化けがらみの活動を続けている。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など出演、取材多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
135
本書は恐怖Webサイト「逢魔が時物語」に投稿された実話怪談の傑作集なのですが、今回に限って言えばあまりにもあっさりし過ぎて物足りない読後感でしたね。やっぱり一編が3頁では無理がありますね。だからって20頁程度の作品を長編と呼ばないでくださいね。『海水浴場』四人の若者が偶然に訪れた海水浴場で泳いで遊んでいたのだが、一人が急に「助けてくれ!」と叫ぶ。水深は腰までの浅さで溺れる訳がないのに悪ふざけか?と思っていると真剣にヤバクなって来て仲間が助けに行くが逆に物凄い力で引っ張られ海底から無数の手が突き出ていた話。2020/05/02
澤水月
18
絶望的につまらなかった…オチ言ってから始めちゃうひととか、霊感ある前提で全て進むとか、この2015年に対向車からパッシング、車の上には…!と何のひねりもなく載ってる…素人投稿とは言え前はまだブラッシュアップしてたのでは、今回は怪談どころか文の体なしてない。やっと読めるのきたかと思ったらスタッフと編者、それも興醒めな楽屋オチ(イベントのライブ感伝えるのは筆力いるもの)。次はハッキリ編者本にした方がいいんでは。余談、「青い陽炎」を「青い腸炎」に空目。瞬間脳内展開されたエア怪談のが怖かった2015/07/13
雨
14
まあまあかな。2020/07/09
Killer "Joe"
4
確認していませんが、投稿者に同名の方がいたような?複数回にわたり怪異現象に遭遇しているんでしょうか?「ゾーッ」とするような話はそれほどなかったけど、まぁ、楽しめました。引き続き『呪詛の章』へ進みます。2017/06/01
まなぶ(本コレクター)
2
やられた。全体的にはこれまでより少し怖い話が増えたような。でも最後の1話で持って行かれた。ただでさえ怖いのに、怖い話好きな僕が唯一苦手な人形ネタ。余計に怖い。やられたなぁ。2016/08/31