出版社内容情報
常見陽平[ツネミヨウヘイ]
著・文・その他
内容説明
日本の雇用・労働をめぐる議論は、エリートかワーキングプアを対象としたものに偏りがちである。そこには「普通の人」の「普通の働き方」が見落とされており、ブラック企業論争やノマド論争で可視化されたのは、私たちの「普通に働きたい」というこじれた感情であった。しかし、「普通の人」とは誰か?「普通の働き方」とは何か?そもそも私たちは「普通」ということが、実はよく分かっていないのだ。本書は豊富にデータを揃えながら「意識の高い」系言説のウソを暴き、私たちノンエリートのための働き方を考察する。
目次
第1章 「普通に働く」をめぐって(なぜ働き方がここまで話題になるのか;「すごい人になれ!」と言われても ほか)
第2章 「若者×働く」の意識と実態(「若者はかわいそう論」を超えて;なぜ「若者×働く」が話題になるのか ほか)
第3章 メディアが脅迫する「普通の働き方」(ニュースはこう作られる;雇用・労働報道の悪夢 ほか)
第4章 普通の私たちは「いい仕事」をしよう―常見陽平×鹿毛康司(今どきの学生について;新入社員は「素振り」せよ ほか)
著者等紹介
常見陽平[ツネミヨウヘイ]
1974年北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。1997年に株式会社リクルート入社。通信事業、とらばーゆ編集部を経て、トヨタ自動車との合弁会社設立に参加。帰任後はじゃらんnet編集部にて営業企画を担当。2005年に玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。2009年に人材コンサルティング会社、株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。2012年に独立。現在、同社フェロー、HR総合調査研究所客員研究員。一橋大学大学院社会学研究科修士課程に在籍中。著述家、人材コンサルタント、大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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