出版社内容情報
徳光健治[トクミツケンジ]
著・文・その他
内容説明
現代アートの価格は今世紀に入って急上昇している!
目次
1時限目 アート鑑賞を投資に変える(アート鑑賞を投資に変えるには;投資としてのアートの考え方;アーティストの将来性を見抜いて投資する)
2時限目 アート流通の基本構造を理解する(アートマーケットの基本的な仕組み;アートの価格は今世紀に入って急激に上昇している)
3時限目 世界と日本のアートマーケットを理解する(世界と日本のアートマーケットの比較;日本のアートマーケットの未来)
4時限目 ネットを駆使してアートを買う(アートのインターネット販売の実態;どのギャラリーからアートを購入するのがよいのか)
5時限目 アートの未来を想像する(アートの民主化と大衆化がはじまっている)
著者等紹介
徳光健治[トクミツケンジ]
株式会社タグボート代表取締役。山口大学卒業後、双日、アーサーアンダーセン、サイバードなどを経て、アジア最大級の現代アートのオンライン販売「tagboat」を運営。日本の現代アート市場拡大のため、一般の方も気軽に買える機会をつくるべく奮闘中。とくに若手がプロとして活躍できる環境づくりに力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
2
現代アートのオンライン販売を手掛ける「タグボート」を率いる筆者による現代アート投資の啓蒙書。さほど詳しい情報は得られないが、一般的なアート投資とは何か、アート流通の基本構造、世界と日本のアートマーケットの理解、ネットを駆使したアートの購入、アートの未来への展望など、網羅的なことは知ることができる。2021/11/04
Go Extreme
2
アート鑑賞を投資に変える:アート鑑賞を投資に変えるには 投資としてのアートの考え方 アーティストの将来性を見抜いて投資 アート流通の基本構造を理解する:アートマーケットの基本的な仕組み アートの価格は今世紀に入って急激に上昇 世界と日本のアートマーケットを理解する:世界と日本のアートマーケットの比較 日本のアートマーケットの未来 ネットを駆使してアートを買う:アートのインターネット販売の実態 どのギャラリーからアートを購入するのがよいのか アートの未来を想像する:アートの民主化と大衆化がはじまっている2021/10/18
ドイツ語勉強中
1
tagboatそして直島との出会いは、アートとの距離をぐっと近づけてくれた。アートを投資だと考えたことはないのだが、確かに私も数枚の絵を我が家に迎える機会に恵まれたのは、tagboatが繋いでくれたアート大衆化のご縁のおかげだ。表現者が食べていけない世の中はたしかにおかしい。けれど、いち消費者としては、社会に抗議するような、身を削るような表現を見せてほしいという我儘な欲求もある。2025/01/18
t-poyo
1
とてもよかった。アートの価値があがるしくみや、日本の構造的な問題について他国と比較しながらわかりやすく解説し、今後の潮流の予想まで。著者のタグポートの創業者としての想いも巻末に書いてあったが、本の内容と一貫性があって、信頼できる人なんだろうなーという印象も受けた。2023/02/25
puapua
1
読んでみて参考になる部分はほぼ皆無。日本のアートマーケットが拡大しない理由で税制を語らないのは片手落ちもいいところ。要は自身が主催するオンラインサイトが素晴らしいです、これからの時代の流れですって切り口を変えつつ永遠と言っている感じ。2021/09/20