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出版社内容情報
トマトスープ[トマトスープ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
29
何とか学問を続けさせたい、そう思って母はダンピアを学校に通わせた。しかしその母が亡くなり学校を辞めざるを得なくなるダンピアの嘆きに兄は「そっちの方が悲しいのか!」となじる。どちらの気持ちもわかる。リングローズとの出会い。探究心と記録をする力の両輪が使えるのは強みだ。私掠船に乗ることになってしまうダンピアだったが、その前に乗った船は英蘭戦争で沈んでしまったわけだから、禍福は糾える縄の如し。敵対者の命が軽い時代。知らなかったことを知れる喜び。こうして少しずつ世の中が解明されていったのだ。2026/07/31
あつ子🐈⬛
16
時を戻そう(ぺこぱ)。ダンピアが私掠船に乗るまでの経緯が語られる第二巻です。貧しさから大学で学ぶ道を閉ざされたダンピアは、生きるために実に様々な仕事をする。年季奉公の下働きからはじまって、東インド会社の船で南国へ。英蘭戦争の船では生死をさまよい、ユカタン半島の伐採業に従事したり(違法)と生きる力の強さよ。ガテン系転職を繰り返し相当酷い目に遭いながら、それらは決して、ダンピアの学びたい気持ちを挫かせることはできなかったのだなあと胸がキュンとしました。大好きなリングローズ登場!先の見えない不穏な空気…次巻へ。2024/02/20
JACK
15
☆ 17世紀、イギリス、オランダ、フランスの戦争が繰り返される時代。博識で好奇心旺盛な探検家ダンピアは英国公認の海賊船に乗り込んで未知の世界に繰り出した。この巻の途中から過去編になり、波乱万丈な人生が描かれます。両親を亡くした14歳のダンピアは大学進学を断念し、兄と共に働くことに。通っていたラテン語学校を辞め、実用的な筆記と計算の学校で勉強を続け、数年後にとある船長の元で船乗りとしての人生を始めるのだった…。かわいい絵柄と対照的に、描かれるのは厳しい現実。それでも引き込まれる物語の魅力が凄い。オススメ。2024/07/20
S 2
15
海賊はともかく、この時代の海の男はなんとなく野心とか冒険心とかをもって大海原に繰り出していっているイメージが勝手にあった。少なくともダンピアに限ってはそうではなかったようだ。海の仕事は当時はかなりアウトローだったんだなぁ。それでも最終的には偉業をなしとげたのだからやっぱり人生は何が起こるかわからないもんだ。2021/01/05
葉鳥
12
前巻各話のあらすじが端的に纏められていて、ピンときていなかったところも補完できたので大変良かった。話が繋がってくると段々と面白みが出てくるわけで、じわじわ楽しめる作品だなと。2021/10/10




