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出版社内容情報
ロビン・ワーショウ[ロビンワーショウ]
著・文・その他
山本真麻[ヤマモトマアサ]
翻訳
内容説明
インタビュー、統計資料、男性の声、法廷闘争から予防策、対処法まで。「顔見知りによるレイプ」について、知っておくべきすべて。
目次
顔見知りによるレイプの実態
あなたの周りの女性も
顔見知りによるレイプはなぜこれほど蔓延しているのか
女性が「たやすい」ターゲットである理由
顔見知りによるレイプの後遺症
顔見知りの女性をレイプする男性
集団レイプ(「パーティーレイプ」)
ティーンエイジャーの場合
顔見知りによるレイプへの警察・法廷・大学の対応
女性へ:顔見知りによるレイプを防ぐには
男性へ:変わることで得られるもの
誰の責任なのか?親・学校・議員にできること
顔見知りによるレイプの被害者を支える
あなたがもし被害に遭ったら
著者等紹介
ワーショウ,ロビン[ワーショウ,ロビン] [Warshaw,Robin]
社会、医療、健康問題の分野で執筆活動を行う著述家。全米作家協会、全米ジャーナリスト・作家協会(ASJA)、ヘルスケア・ジャーナリスト協会会員。2018年、患者から医師に向けられる人種差別に関する執筆記事“When the Target of Bias is the Doctor”でASJA賞を受賞
山本真麻[ヤマモトマアサ]
英語翻訳者。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
21
デートレイプに関する研究本。雑誌Ms.が実施したアンケート調査と著者によるレイプ被害者へのインタビューを基にデートレイプの実態を明らかにしている。「見知らぬ男性から暴力を振るわれて」起こるというレイプよりも、知人・友人のレイプの方が遥かに多いということを警告している。4人に1人がレイプを経験しているとあるが、酒に酔わされたり、騙されたり、デート中に態度が急変して脅されたりして、性被害に遭う女性が多いという。デートレイプの背景にある男性の性に対する意識など、ジェンダー要因も丁寧に説明されている。2023/12/20
まうんとふじ
4
知り合いからの性的暴行について、レイプだと認識できない、できたとしても告発することの社会的リスクが高すぎる2021/07/24
鹿ノ子
3
日本でも似たような事件がある度に女性に対する非難が一定数ある。ジェーンダーロールについての意識改革は難しいのだろうか。これからの教育の大きな課題だと思う。2020/09/13
さらさら
2
アメリカで1988年に出版された本の日本語訳版。日本での調査も見てみたい。2020/08/13
こゆき
2
「顔見知りによる強要」… 同世代や友人、会社の上司…それでも恐怖の体験となるだろう。 実父からの性的虐待… この書籍は、怖くなった。 このような苦しみが無くなることを願う。2020/07/21