出版社内容情報
元永知宏[モトナガトモヒロ]
著・文・その他
内容説明
「勝者が歴史をつくる」なら、「暴力のないチーム」がこれからの勝者だ!“監督服従”型から、“選手自発”型へ。
目次
第1章 「昭和の野球」と「暴力指導」の真実
第2章 「厳しい指導」は何のためにあるのか?
第3章 野球というスポーツの「閉鎖性」
第4章 不祥事、出場停止からの復活
第5章 「暴力なし」で強くなる!
第6章 野球界の未来のために
著者等紹介
元永知宏[モトナガトモヒロ]
1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部四年次に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 零細企業営業
22
勝つために殴る。愛のある体罰は良い。結局は説教する者が言語化出来ない事の裏返しらしい。説教するほど言葉が出ないから手が出てしまう。そして、体罰をする監督が1番の権力者として君臨してるから変革も出来ない。そして、そんな抑圧された環境だから上級生はストレス発散のために下級生にストレスをぶつける。それが付き人だったりする。精神が幼いせいかやる事がエゲツない。特に大学の野球部が酷いってのが、、反対に社会人野球は歳上の選手だったりすると、、監督すら選手に強く出れなくなる。結局は弱い者イジメなんだね、、醜い。2022/06/19
Akio Kudo
2
★★★★★ 読んでいて、暴力などのパワハラ指導が如何に上手くいかないのか伝わる。指導者になった田中がいう言葉も説得力あり過ぎる。2020/09/14
takoyama
1
昭和40年代生まれの自分には、体育会部活の暴力は当たり前であったが、その根っこを知りたく読んだ。勝利至上主義、言葉に表せない、リスペクトなし など納得する事ばかり。令和の今でも残る暴力がなくなって欲しい。2021/12/13