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出版社内容情報
秦和生[ハタカズキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
8
二巻目もとても良かったです。アランとマイルズの二人の友人としてのあり方がとても素敵。マイルズの過去は想像以上に読んでいて応えました。マイルズを慕う使用人の女性たちの笑顔が優しくてしみる。そしてジャレッドみたいなひとがいたとは!彼女の物語も読んでみたい。そしてケイティがちゃんと笑顔で幸せそうで、リアとケイティの友情もやはり大好き。リアとマイルズの関係はどういう方向にいくのかしら。これからも楽しみ。2020/02/20
kenitirokikuti
7
ジョルジュ・サンドもどきが登場するが、主人公の「アラン」という筆名はE.A.ポウから取っただろうか? 相方の眼鏡くんも川へ身投げして自殺したふりをして実家との縁を切ったりとか、「小説家」というより「小説の登場人物」に近い感じ。赤毛のアンがのちに作家のモンゴメリになった、てな具合かな。作中の作家たちが書く小説も自伝的な含みがあるやつが多い▲帯の惹句とかは女権拡張的なムードだけど、本編はそういう物語ではないと思う。自分の評価が辛いのは、もとなおこ『レディー・ビクトリアン』と比較しちゃうからだな…。2020/03/16
ふぁぞむ
4
1巻読んだときは、好きだなぁ、いいなぁ、くらいの読後感だったんだけど、2巻読んだら「すごくいい!とにかく読んで!それで私と語り合って!!」と興奮してしまった。 現時点で面白いし、これから更に面白くなる予感。このお話が最後まで語り尽くされますように!2020/02/16
kujira
1
マイルズ、いいやつ。思わぬバックボーンの重さだがそれを気にさせないぐらいに明るく優しいのが尊い……。互いに秘密を抱えながらも関係性としては良好な感じでいられるあたり、マイルズもリアもいいやつなんだろうな。それにしてもすごく気になる引き……。2020/12/28
さつまおごじょ
1
やはりそのテーマにたどりつきますよね。昨今フェミ(ニスト)が声をあげているのを、少し過剰ではないか?と若干恐ろしく感じて引き気味なわたしにとって、このような議論は面倒だから耳を塞ぎたくなるのですが、漫画で、この時代で、であれば、すんなり咀嚼できるような気がします。友人の過去を知り、そして事件発生。どうするどうなる?2020/04/29