出版社内容情報
川口拓[カワグチタク]
著・文・その他
内容説明
川の水や雨水を「浄水」する方法。命を守る「持出し袋」の作り方。体温は「3層」で保持する…ほか。「まさか」の時に役立つ危機管理&テクニック。
目次
第1章 災害は都市を砂漠に変える!
第2章 生き延びるための原則
第3章 命を繋ぐもの
第4章 都市型災害のリスクを取り除く
第5章 都市型災害に打ち勝つリカバリープラン
第6章 生きる喜び
著者等紹介
川口拓[カワグチタク]
1971年、地球の日(4/22)に生まれる。カナダやアメリカで雪山登山、ロッククライミング、野外教育法、ネイティブアメリカン古来の教え、大地と共に生きるサバイバル技術等を学ぶ。自然学校「WILD AND NATIVE」主催、2013年一般社団法人危機管理リーダー教育協会設立。テレビ、雑誌などメディアへの企画協力や出演も多数。CMLE災害対策インストラクター養成トレーナー、Japan Bushcraft School校長、自衛隊危機管理教官、自衛隊サバイバル教官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
38
図書館本。タイムリーな本を読みました。類書では得ることが出来ない災害に対する心構えを理解することが出来ました。その中の一つ「エンビジョニング」を生活の中で取り入れていきます。2019/10/22
マグロのお刺身
9
図書館から。こういうのは知っておくといいし。さらに練習や実践しておくとよいだからやってみたい。・・・いつか2022/06/16
とく たま
5
想像通りの内容かな。。自然災害が多く感じるこの頃、遭難や事故事件などからのサバイバルとは一種異なり、都市型災害のサバイバル方法を生き延びるために必要な要素を時間に絡め重要な順に説明されてゆく。最終章では危機的な状況での倫理観にも触れている。少なくとも知ると知らぬでは災害に直面した際の心構えは違ってくるだろう。2019/11/23
ソウ
3
台風15号が千葉に大きな被害をもたらし、なおも現在、復旧が遅れている状況だったのでタイムリーな一冊となりました。都市部は極端に効率化された社会なので、ルール・環境が安定した状況下では強いけど、危機・異常事態に対してはシステムに冗長性(遊び、余裕)が乏しくホント脆弱。だから多少の備えはしてはあるんだけど、何か他にも学べることはあるかなってことで。具体的な技術よりも、心構え・心づもり・道理など基本的なこと中心です。ちょっとタイトル大げさだし、もっと薄っい一冊にできるし、なんて。2019/09/19
mochizo
2
都市型の災害時に役に立ちそうな本です。この本に書いてある「S・T・O・P」(stop、think、observe、plan)という考えをもって災害時に当たる事と、都会で色々なものを調達する事は予想以上に困難であるという事はよく理解できました。2019/09/12