出版社内容情報
桂歌助[カツラウタスケ]
著・文・その他
内容説明
一九八五年、東京理科大生の無口な男がなぜか落語家を志し、桂歌丸の門を叩いた。けっして弟子をほめない歌丸だったが、その陰では無限の愛情を持って弟子を支えていた。不器用な弟子はそれに気づかず、ついには「クビだ」と怒られてしまうが…?数々のしくじりを重ね、悪戦苦闘しながらも、師匠の背中を追い続けた日々。弟子と師匠の三十二年を赤裸々に語る。
目次
第1幕 入門(直訴;おかみさん;本当に行くべきか;一次面接;生い立ち ほか)
第2幕 前座(同期;前座見習い;歌丸流、前座の身のこなし方;前座仲間;教育実習には行くな ほか)
第3幕 二ツ目(二ッ目前夜;二ッ目昇進;まずはおかみさんに;「おまえはいったい、誰の弟子なんだ」;クビ宣言 ほか)
第4幕 真打(真打前のしくじり;真打昇進;「真打になったとく、どうするか」;「笑点」でしくじった;真打披露興行 ほか)
最終幕 それから(初心に返る;認めてくれたのかもしれない;最大のほめ言葉;師匠のせなか)
著者等紹介
桂歌助[カツラウタスケ]
1962年9月19日、新潟県十日町市生まれ。1987年東京理科大学卒業。大学在学中の1985年12月、師匠歌丸に入門し、歌児となる。1986年5月、前座になる。1990年6月、二ッ目に昇進、歌助に改名。1999年5月、真打昇進。古典落語を中心に活動。2018年、国際NGOマラリア・ノーモア・ジャパン「第五回ゼロマラリア賞」受賞。各所で高座をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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