師匠 歌丸―背中を追い続けた三十二年

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

師匠 歌丸―背中を追い続けた三十二年

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781616933
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報



桂歌助[カツラウタスケ]
著・文・その他

内容説明

一九八五年、東京理科大生の無口な男がなぜか落語家を志し、桂歌丸の門を叩いた。けっして弟子をほめない歌丸だったが、その陰では無限の愛情を持って弟子を支えていた。不器用な弟子はそれに気づかず、ついには「クビだ」と怒られてしまうが…?数々のしくじりを重ね、悪戦苦闘しながらも、師匠の背中を追い続けた日々。弟子と師匠の三十二年を赤裸々に語る。

目次

第1幕 入門(直訴;おかみさん;本当に行くべきか;一次面接;生い立ち ほか)
第2幕 前座(同期;前座見習い;歌丸流、前座の身のこなし方;前座仲間;教育実習には行くな ほか)
第3幕 二ツ目(二ッ目前夜;二ッ目昇進;まずはおかみさんに;「おまえはいったい、誰の弟子なんだ」;クビ宣言 ほか)
第4幕 真打(真打前のしくじり;真打昇進;「真打になったとく、どうするか」;「笑点」でしくじった;真打披露興行 ほか)
最終幕 それから(初心に返る;認めてくれたのかもしれない;最大のほめ言葉;師匠のせなか)

著者等紹介

桂歌助[カツラウタスケ]
1962年9月19日、新潟県十日町市生まれ。1987年東京理科大学卒業。大学在学中の1985年12月、師匠歌丸に入門し、歌児となる。1986年5月、前座になる。1990年6月、二ッ目に昇進、歌助に改名。1999年5月、真打昇進。古典落語を中心に活動。2018年、国際NGOマラリア・ノーモア・ジャパン「第五回ゼロマラリア賞」受賞。各所で高座をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

76
32年間、見つめた背中。ぶれない軸、言葉ではなく態度で示す。故に、二度の”馘”も至極当然。但しこれも愛情也。無論、愛情溢れるエピソードも、多々記載。昇進時の羽織や黒紋付の着物贈呈は、ある意味で師として想定範囲内。しかし”赤飯”は、親心だよなぁ。その心を読まなきゃ駄目だよ、歌助師匠!(笑)踏まえた、最大の恩返し・・・、同感。そして、迎えた最後の最後のページ、グッとくる。でも師は、何時でも何処でも弟子を見守り続けてますよ!”酒”にまつわる数々の告白には、天国で苦笑いされていると推察。2018/07/28

gtn

23
師歌丸が亡くなった直後発刊。内容は亡くなる前に執筆されたものであり、「師匠見ていてください」との思いであふれている。幾たびと師をしくじる著者であるが、主な原因が独断で事を起こしたこと。何かする前には、必ず師に伺いを立てることが大事と学んだ。なぜなら、どんな時も師は弟子のことを気にかけ、じっと見ているから。2018/10/08

Nazolove

19
初めて「師匠としての歌丸」を見たが、なかなかに厳しい師匠だなーと思った。 そして弟子になると誰しも多々やらかししくじりはあるものなんだなーと思った。 毎回こういう話を読めば読むほど、おれって落語家の弟子になれねぁなぁと改めて感じた。 この方がテレビに出てるとは知らなかった。 ところどころで人生のためになりそうなアドバイスがあったのでこれを糧に生きていこうと思った。 この方(作者さん)は多分真面目ーなタイプなのかな、なんて思った。 最後に歌助師匠、笑点でしくじったーから読み出してどうもすみません(笑)2018/09/27

青木 蓮友

5
「なにこの人ー」「ちょっとー」「だからさー」なんかもうつくづくこの歌助さんて人は不器用というか、理系というか、幾度となく「わっかんないかねー」と大声出してしまった。お赤飯のくだりには正直わたし目頭熱くなりましたよ、情けなくて。あまりにもさっぱりと悪気がないために助かってきたのでしょうが、ちょっと疑うくらい鈍く疎い人じゃないかと、憤慨とともに思いますね。しかしながら、だからこそ努力とその味もあるのでしょう。ご自身ご自覚あるとおり、落語の道には本来進みにくい性分で。その曲げっぷりに勇気をいただきました。拍手。2018/08/23

私的読書メモ3328

4
著者の半生の自伝ですが、それは自動的に「弟子から見た桂歌丸」を記したものとなっています。正直、タイミングばっちりすぎて嫌らしくも感じました。生前から書き始められていたとのことですが、著者はともかく薦めた出版社は狙っていましたよね……とかなり嫌な気分になりました。もっとも、個人を偲び、悼む形のひとつでもあるとは思うので、批難するのも行き過ぎでしょう。内容自体はなかなか面白く、感心する箇所も多かったです。2018/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12986836
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品