出版社内容情報
獣神サンダー・ライガー[ジュウシンサンダーライガー]
著・文・その他
内容説明
ジュニア戦線を牽引してきた「生ける伝説」、初の自伝!「あすなろ戦士」が「世界の獣神」と呼ばれるまでの激動の記録。
目次
1 新日本プロレス入門
2 山田恵一デビュー
3 海外武者修行
4 凱旋帰国
5 獣神誕生
6 ジュニアの名優たち
7 伝説の第1回『スーパーJカップ』
8 長期欠場
9 ジュニア8冠統一トーナメント
10 90年代後半の新日本ジュニア
11 ヘビー級との遭遇
著者等紹介
獣神サンダー・ライガー[ジュウシンサンダーライガー]
1989年4月24日、東京ドームでの小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。5月25日、馳浩を下して第9代IWGPジュニアヘビー級王座を初奪取。以降、同王座には歴代最多となる11度の戴冠を誇る。そのほか、IWGPジュニアタッグ(戴冠6回)やジュニア8冠王座、GHCジュニアヘビー級王座など、国内外の団体問わず数多くのベルトを獲得。『BEST OF THE SUPER Jr.』では2度の優勝を飾る(94年、01年)。94年4月16日には他団体を巻き込んだオールスター戦『SUPER J‐CUP』を成功に導き、プロデューサーとしての手腕も発揮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
28
来年のドームで引退と聞いて驚いた。先日のタイトル戦を見たけど全然まだ動けてる。そう云われている間に身を引くのが美学なのかな。テストなしで新日本に入った点も含め、総じて人との出会いに恵まれている。でもそういった引きの強さは著者の天真爛漫で真っ直ぐな人柄の賜物だろう。こんなひたむきで気持ちのいい若者が身近にいたら、誰でも助けたくなる。当時の熱い記憶と共に、最高のパートナーだったエル・サムライを思い出した。ああいう地味だけどいい仕事をする縁の下の力持ちがいたからライガーも輝けたのだ。ぜひ又組んで欲しい。下巻へ。2019/03/12
Y2K☮
28
この人の素晴らしさは物事を否定しない点。好みに合わない相手でも認める所は認めるし、学べるものを探そうとする。大仁田厚だろうがUWFだろうが猪木さん的な「殺気」から懸け離れた今の新日本プロレスだろうがそれは同じ。単なる嫉妬と思しき先輩のお小言にも己を省みるキッカケをくれたと感謝できる。こういう人は成長も速いし周囲が放っておかない。自ずとツキも呼び込む。まずは受け入れるという謙虚な姿勢の尊さを教わった。選手としてもプロデューサーとしても超一流のパイオニア。ライガーこそ真のミスタープロレス。下巻が待ち遠しい。2017/07/08
0607xxx
14
昭和から平成、そして現在の新日本プロレスを生き抜くライガーはまさに生きる伝説。否定ではなく、全てを受け入れる姿勢だからこそ、世界の獣神として多くのレスラーからリスペクトされているのだろう。最近は解説者としてのイメージが強いが、最終章に突入したライガーの今後が楽しみである。2017/07/17
緋莢
12
藤波辰巳(現:辰爾)が表紙の『別冊ゴング』を見たのをきっかけにプロレスファンになり、プロレスラーになる事を決意。中学では水泳、高校ではレスリングをやりメキシコでグラン浜田に山本小鉄を紹介して貰い、新日本プロレスに入団。新弟子時代、藤原喜明に「ブッ殺してやる!」と向かっていった事も。数度の海外修行を経て、獣神ライガーとなり、新日本プロレス内だけでなく、他団体も巻き込み、ジュニアブームを牽引し、ジュニアの象徴的存在となっていく。 1964年に生まれてから、2000年までの激動の記録。2017/11/05
摩訶不志木
6
「ジュニアの象徴」と言われる所以がよく分かった。ジュニア8冠統一王座ってすごいこと考えるなあ。素顔の時代の話も沢山あって面白い。2019/08/23
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- 和書
- ぐら