出版社内容情報
ジョン・アームストロング[ジョンアームストロング]
著・文・その他
熊丸三枝子[クママルミエコ]
翻訳
内容説明
お金で幸福を計るのではなく、幸福からお金を見つめてみる。お金のトラブルを扱うのではなく、トラブルに陥る前にどのように不安を鎮めるか、向き合うかを説く。
目次
第1章 はじめに
第2章 そもそもお金の不安とは
第3章 お金は何を意味しているのか
第4章 お金はいくら必要なのか
第5章 善い人生に本当に必要なものとは
第6章 お金を稼ぎ、善良な人間でいる方法
第7章 これからのお金との向き合い方
ホームワーク―お金の問題を理解するうえでためになる本のリスト
著者等紹介
アームストロング,ジョン[アームストロング,ジョン] [Armstrong,John]
オックスフォード大学、ロンドン大学を卒業後、ロンドン大学先端研究所で哲学を教える。現在はオーストラリアに移住し、メルボルン大学・ビジネススクールの客員教授、同大副学長のシニアアドバイザー、タスマニア大学の教授フェローなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もやしと食パン
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善い人生の可能性に対するお金の存在価値というのは、一要因でしかなく、それで完結するものではないとのこと。当たり前ですよね。2014/08/26
reo
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お金がもたらすもの、お金がもっと必要だという漠然とした考えから少し脱せた気がする。自分が求めているものは幸福でなく「善い人生」ということに気づかされた一冊であった。これも漠然と考えていたお金があっても美徳がなければ意味がないといったことが具体例にも挙げられており自分の自信にもなった。2020/01/26
しのだ
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お金がないと不安になる。 なぜ…? 服が買えない、車買えない、ブランド物が買えない。→恥ずかしい、みっともない、かっこ悪い承認欲求を満たすことができない。 「お金」はただの紙切れ。お金そのものには意味がない。お金によって得ることのできることを欲している。金をたくさん得ることも重要だが、承認欲求を満たす方法を模索してみることも有効である。 もっとお金があったらな…。と考えることがあるが、たいていはお金があっても変わらない。 お金で悩む人は他のところに悩む原因がある。2018/10/03