出版社内容情報
いしいしんじ[イシイシンジ]
著・文・その他
池田進吾[イケダシンゴ]
イラスト
内容説明
いつか出会った絵、音楽、人々。忘れられない風景、忘れていた記憶。その瞬間を捉えた言葉たち。いしいしんじの脳内美術館へようこそ!
目次
まるいち魚店
エルヴィス・プレスリー
「こまねこ」と「ピクニック」
N君
東京マラソン
犬のファニー
旧歌舞伎座の理髪店
長谷川等伯
いしゆ祭り
なかひがし〔ほか〕
著者等紹介
いしいしんじ[イシイシンジ]
1966年大阪生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。1994年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞を、『ある一日』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本好きkotaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひとひら
7
★★★★★中のページいっぱいの絵と上に載る弾むようなエッセイが丁度よく絡まって贅沢な気分になる。読んで見て気持ちの良い本。手元にいつでも置いておきたい。表紙も味があるのだが、どうせなら綺麗にまとめてくれたら…ともちょっと思う。わざとか。ちょっと残念。2014/03/06
ophiuchi
5
ものごとがどのように見えるかは人それぞれで、それはとても大切なことだ。今は情報量が膨大で自分が感じる前に解釈みたいなものが入ってきてしまう。ちょっと違う自分なりの角度から眺めることを大事にしたいと思う。2014/03/24
comet
3
きれいな色。2021/09/25
スプリント
3
背景にカラーイラストが使われているのですがページによっては文字が非常に読みづらかったのが残念でした。イラストの配色にあわせて文字の色も変えて欲しかったです。内容は著者の作風どおりピュアな感性が感じられるエッセイで面白かったです。三崎で暮らし始めたころのエッセイを読んだことがあるのですが今は京都でも暮らしているのですね。2014/03/08
つっち
1
いしいしんじさんの文章は本以外や、アンソロジー的なもので数編よんだことがありますが、このようなご自身の書いた本は初めてでした。 奇人?変人?でゆうめいらしいけど、ページを開いて飛び込んできた文章がすごく素敵で、後から21世紀の宮沢賢治と言われていると知りました。機会があれば小説めよんでみようとおもいました。 全体に色付けられた池田信悟さんの絵も素敵でこんな素敵な本があるんだとびっくりもしました。 そしてさかなクン、最高でした!2020/03/07