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まんがで読破
少女地獄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784781607696
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



夢野久作[ユメノキュウサク]
著・文・その他

内容説明

ある日、ひとりの少女が自殺をした。名は彼女いわく姫草ユリ子といい、臼杵耳鼻科病院の看板看護婦として多くの患者に好かれていた。しかし、彼女のある奇妙な「クセ」が真相をうやむやにしていく…。「何んでも無い」「殺人リレー」「火星の女」の3編から成り、奔走する少女たちを通して、この世の生き地獄を描いた幻想小説を漫画化。

著者等紹介

夢野久作[ユメノキュウサク]
1889~1936。福岡県出身。慶應義塾大学文学部中退。禅僧、農園経営者、能楽の教授、新聞記者など様々な経歴を経た後、作家業を開始する。怪奇味と幻想性の色濃い作風で名高い。1936年脳溢血により急死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

31
原作読んでたけど、これをまんがでどう表現するのかなぁと気になって。やっぱり「火星の女」が一番読みごたえがあるなぁ。アクロバティックな怪盗のごとき活躍がまんがで表現されてて面白かった。でもやっぱまんがだと、微細な部分はなかなかわからないね。2025/01/06

みーなんきー

21
二話が入っているがどちらも奇妙で不思議な空気が漂う、おどろおどろしい話。ずるい大人に騙されて、それを間接的に復讐する少女。親にも愛されず複雑な思いで生きていく辛さ、などテーマは重苦しい。内容を端折った漫画ではストーリーを追うのは簡単ではない。2016/12/18

ようちゃ

6
何でも無い、殺人リレー、火星の女の3編。虚言癖と虚構で人を翻弄、復讐の中で生まれる恋愛、容姿コンプレックスを持ちながら男性社会への死による復讐と、女性目線から見た社会の生きにくいさや、真実を隠し、偽る世の中への批判のようなものを感じた。特に「何にも無い」のユリ子が怖かった。原作は難解なのだろうか。気になる。2013/05/31

Taichi Ishihara

5
こんな話だったんだ…と。タイトルとの関係はなんだろう。長くないみたいだし、原作読もう。2014/01/06

たみこ

4
最初の話のオチというか、「しかし彼女の命日は…」のくだりの意味がよく分からなかった…。何回か読み直したんやけど…。2015/03/16

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