出版社内容情報
モーパッサン[モーパッサン]
著・文・その他
内容説明
19世紀フランス。男爵家のひとり娘のジャンヌは、20歳を機に修道院を出て両親とともにレ・プープル屋敷に住みはじめる。そこで紹介された子爵の青年と結婚し、順風な暮らしが続くかに見えたが、厳しい現実が次々と彼女につきつけられていく…。現実を美化せずにありのままの状態を描きだす、自然主義文学の代表作を漫画化。
著者等紹介
モーパッサン[モーパッサン]
1850~1893。フランスの作家。貴族の父を持ち、大学時代に普仏戦争を体験。その後は海軍省に勤務しながらゾラやツルゲーネフらと交流し、1880年に発表した『脂肪の塊』が評価される。しかし多忙な執筆活動により神経症を患い、43歳で他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
8
夢見がちなジャンヌというより、他者に依存しているようにみえました。お母さんまで不倫していたのは、興味深い。教会によってセックスを悪と決めつけ、押し付けられた価値観に苦しむ女性のようにも思えました。2016/11/15
おくてつ
7
まんがで読破を読破するシリーズ。 タイトルは聞いたことありましたが、こんなだめんずウォーカー話だったんですね。夫も息子も、まさに昼ドラの題材かっていうくらい。 「人生って楽しいことばかりじゃないのね」って、確かに人生いろいろですが。2018/09/24
ぽけっとももんが
6
岡山県立美術館「ベル・エポック 美しき時代」、その一角にあった「ボヴァリー夫人」やプルーストなど、関連の作家の本の中の一冊。足も疲れたので座って読んだ。これがフランス貴族の女性のありがちな一生か。いや、浮気男はフランスには限らないか。しかし息子もろくなもんじゃないので、一生といいつつ最後まで書かれてないけどこれ以上はもういいです。2025/04/12
K K
6
かの名作のマンガ版。 この時代に生まれたわたしは幸せだなとおもいました。悲惨な話ですが、最後にはわずかながら希望がある。 西洋の話を読むたびに思うが、キリスト教国に生まれなくて良かった。2018/04/07
ばっぱら
6
人生は楽しいことばかりではない2015/09/09
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