内容説明
30近い王国や共和国、暗黒の森からなる異世界を旅する主人公、ゲン。血縁をこえた絆で結ばれている勇壮無比のアニキ、シュラと向かったのは、残忍な殺戮を繰り返す妖魔が徘徊する森だった。そこで二人が見たものとは―。出生の謎を抱えながら、卑劣な敵に立ち向かい、信頼する者と離別し、壮絶な修行を経て、この世界の果てへの冒険に漕ぎ出す少年のビルドゥングスロマン。精霊の剣をめぐる争いに巻き込まれた少年の数奇な運命を描く物語。
著者等紹介
宮里洋幸[ミヤサトヒロユキ]
1994年(平成6年)沖縄県名護市生まれ。高等学校卒業後、専門学校にてアメリカ合衆国のコミュニティカレッジでの語学留学。帰国後、リハビリ専門学校を卒業。現在県内の病院にて理学療法士として勤務。語学留学中に「享楽の知謀者『見聞之録』流浪の旅人」の執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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