出版社内容情報
孔子[コウシ]
著・文・その他
内容説明
2500年前から変わらない私たちの生きる指針!「過ぎたるはなお及ばざるが如し」「温故知新」などの言葉を残した儒教の始祖・孔子。誰もが一度は聞いたことのあるその格言は、2500年の時を超えて現代まで伝えられた孔子の魂だった。しかし、その言葉の中に息づく精神は、「礼儀」や「思いやり」など、現代の人々に忘れられつつあるものばかり…。いま人類にもっとも必要な格言とその思想を漫画化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
251
論語を現代風に当てはめてみたという感じ。牛子先生の謎が気になるけど、面白く読めた。論語って中々漫画にするのは難しいテーマだな。2019/02/18
ともかず
56
【iPhoneユーザーなら、最初から入っているiBooksで無料で読めるのでぜひ読んでみては?】この論語というマンガは、孔子の教えである論語を現代的なトピックの中でわかりやすく教えくれるものです。登場キャラクターの大半が議論に論語を持ち出しているのが、なんか違和感バリバリです笑。ちなみにそれぞれの論語を漢文、口語訳、現代語訳の3種類で書いてくれているので、なんとなく学生の勉強にも使えるんじゃないかなと思いました。特に私が好きになった論語は、「読書するだけ、勉強するだけでは決していけない。学習すること想像す2015/10/16
コウメ
53
儒教って宗教じゃないんだ。死についてはかいてないのか(੭˙꒳˙)੭ホエー「徳は弧ならず必ず隣りあり(必ず理解者がいる)」かいい意味だー!!「与に言うべくしてこれと言わざれば人を失う、与に言うべからずしてこれと言えば言を失う知者は人を失わず亦た言を失わず(語り合うべき人と語り合わないのは友を失うこと。語るに足りない人と語るのは言葉を浪費すること、賢い人はそのどちらの過ちも犯さない。)゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚2019/06/07
よみよみ読書速報
25
先生が牛というギャグ漫画っぽいノリの割に、中身はしっかりしててギャップあり。牛が必殺技のごとく格言連発して、周りに影響与えていくのがタメになるし面白い。原文だと分かりづらい格言も、牛がかみ砕いて説明してくれるので理解の助けになる。次の台詞が印象に残った。【昔の人は自らを充実させるために学びました…しかし今の人は売名のためだけに学んでいます。学歴ばかりを追求する…まさしく売名のための勉強と言えますね…】現代社会はまさにコレ。「いい学校に行きたい」「いい会社にいきたい」など世間体しか気にしてない人たちばかり。2025/05/07
小木ハム
23
漫画で読破シリーズ9冊目。学校モノのストーリーを通して、うし子先生(牛顔、というか牛)が生徒や大人に諭していく、ややシュールな内容。漢文の後に続けて現代語訳を読んでくれるので理解しやすい。一番感情移入したのは嫌なやつだったはずの杉山君、なかなか良い話でした。肝心の論語については、上澄みだけ掬って紹介するような形なので本当に初心者向け。小中学生の学び初めにはぴったりではないかと。2018/11/29
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