銀(しろがね)―西山春文句集

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  • サイズ 46判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781410296
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第二句集

半日を雪解しづくの檻のなか



激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのよう…◆第二句集

半日を雪解しづくの檻のなか



激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのように思わせる檻。

このように俳句表現の多様化が見られ、独特の句境がさらに広がった。

(帯より・鷹羽狩行)



◆自選十句

銀の川銅の麦畑

そのかみの風吹く夜の牡丹園

教室に投げ出されたる素足かな

ががんぼやカタカナ飛んで来るごとく

庭のもの絡まりあひて秋を待つ

十三夜ことばあたためをりにけり

冬来る懈怠に鞭を入れるべく

着膨れの中は餅肌かも知れず

革ジャンパー脱ぎてやさしきことを言ふ

哀歓の数の毛玉や古セーター

平成十五?十七年 5

平成十八?十九年 47

平成二十?二十一年 79

平成二十二?二十三年 113

平成二十四?二十五年 153



あとがき

西山春文[]
著・文・その他

内容説明

第二句集。

目次

平成十五~十七年
平成十八~十九年
平成二十~二十一年
平成二十二~二十三年
平成二十四~二十五年

著者等紹介

西山春文[ニシヤマハルフミ]
昭和34年宮城県仙台市生まれ。昭和61年「狩」入会。平成5年狩評論賞受賞。平成8年狩座賞(狩新人賞)受賞。平成9年狩同人。平成18年巻狩賞(狩同人賞)受賞。明治大学教授。明治大学リバティアカデミー「俳句大学」講師。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員。俳文学会、表現学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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