朝桜―鈴木征子句集

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  • サイズ 46判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781409641
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第一句集

鮎釣の所を変へて深みへと



囮鮎を使った鮎釣が、川の中央の深いところへ足場を変える時の…◆第一句集

鮎釣の所を変へて深みへと



囮鮎を使った鮎釣が、川の中央の深いところへ足場を変える時の描写である。作られて見ると何の技巧もないようであるが、中七から下五への言葉の使い方は、句作を重ねて熟練して得られる技なのである。

(序より・深見けん二)



◆自選十句

日月の寧らか梅雨は書に耽り

経止みてしばし人声春障子

まつすぐにふはりと落ちぬ合歓の花

祝はるる背の傍らにゐて涼し

しわしわと波に伸びけり今日の月

撫で牛の角の先まで暖かし

蛇笏賞の師と行く春を惜しみけり

吹き晴れてまたなき空や青邨忌

癒えて来し夫と見上ぐる朝桜

蕊飾る朝日の雫曼珠沙華

序・深見けん二



平成十年?平成十八年 17

平成十九年?平成二十二年 37

平成二十三年?平成二十五年 69

平成二十六年?平成二十七年 111



あとがき

鈴木征子[]
栃木県生まれ
昭和60年公民館俳句教室
「天爲」同人
「花鳥来」「雨蛙」「都庁俳句会」所属
俳人協会会員

目次

平成十年~平成十八年
平成十九年~平成二十二年
平成二十三年~平成二十五年
平成二十六年~平成二十七年

著者等紹介

鈴木征子[スズキセイコ]
栃木県生まれ。昭和60年公民館俳句教室。「天爲」同人、「花鳥来」「雨蛙」「都庁俳句会」所属。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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