柿日和―柿村新樹句集

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781409238
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第三句集

落葉して前方後円墳古ぶ

古代の前方後円墳だが、それが落葉どきに、また年を重ねたと見たのである。…◆第三句集

落葉して前方後円墳古ぶ

古代の前方後円墳だが、それが落葉どきに、また年を重ねたと見たのである。



句歴の長い著者であり、句材の発見も、その表現も一致していて、見事である。

(帯より・鷹羽狩行)



◆自選十句

読み聞かせ佳境に入る冬日向

発掘の説明会に青蟷螂

山並のくびれをねらひ夜這星

枯畦をフェンシング部剣道部

かつて闇米峠と呼ばれ木下闇

青麦や軍歌の世代多く去り

古雛の脛に傷もつ仕丁かな

駅伝に声援がとぶ蜜柑山

錦帯橋に?みついてゐる出水かな

戦艦陸奥悼みうなだれ松の芯

草刈機  平成十六年?平成十七年  5

葭切 平成十六年?平成十七年  31

木守柚子  平成二十年?平成二十一年  65

闇米峠  平成二十二年?平成二十三年  105

草餅  平成二十四年?平成二十五年  147

尊徳像  平成二十六年?平成二十七年  187

あとがき

柿村新樹[カキムラ シンジュ]
昭和?年?月 山口県生まれ
昭和24年 由宇蝸牛句会入会
     「同人」選者・高橋金窗先生に師事
昭和35年 「氷海」入会
     秋元不死男先生に師事
昭和41年 「氷海」同人
昭和53年 「氷海」終刊
昭和53年 「狩」創刊 同人参加
     鷹羽狩行先生に師事
昭和57年 第一句集『枯嶺』出版
平成17年 第二句集『島影』出版
平成19年 岩国市文化功労賞受賞(郷土史研究)
平成21年 「郷土史・由宇ノート」出版
俳人協会会員

目次

草刈機―平成十六年~平成十七年
葭切―平成十八年~平成十九年
木守柚子―平成二十年~平成二十一年
闇米峠―平成二十二年~平成二十三年
草餅―平成二十四年~平成二十五年
尊徳像―平成二十六年~平成二十七年

著者等紹介

柿村新樹[カキムラシンジュ]
昭和9年3月山口県生まれ。昭和24年由宇蝸牛句会入会。「同人」選者・高橋金窗先生に師事。昭和35年「氷海」入会。秋元不死男先生に師事。昭和41年「氷海」同人。昭和53年「氷海」終刊。昭和53年「狩」創刊。同人参加。鷹羽狩行先生に師事。平成19年岩国市文化功労賞受賞(郷土史研究)。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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