内容説明
再治療を繰り返してきた咬合難症例に遭遇したり、できる限り再治療に至らせない歯科治療を行うためにどうすればよいのか―。本書はその答えの一つとして、著者がこれまでの臨床経験で培ってきた「適正な下顎位の考えかた」を中心に、症例の「みかた」と実践方法、臨床例を紹介する。
目次
第0章 症例を「みる」―資料収集から治療ゴールまで
第1章 顎位の問題が引き起こすさまざまな症状
第2章 中心位の考えかたと臨床的応用
第3章 顎位が安定しやすい理想咬合
第4章 症例供覧
第5章 経過症例から振り返る
著者等紹介
中村茂人[ナカムラシゲル]
東京都中央区・デンタルクリニックアレーズ銀座院長・理事長。博士(歯学)。2000年日本大学松戸歯学部卒業。2013年SJCD東京支部例会にて2012年度アワード受賞。2013年USC(南カルフォルニア大学)卒後研修修了書および優秀賞受賞。2014年SJCD全国合同例会にてアワード受賞。2023年日本大学松戸歯学部公衆予防歯科博士号習得。同年同大学衛生学講座兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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