「監督失格」まで―映画監督・平野勝之の軌跡

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「監督失格」まで―映画監督・平野勝之の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780801989
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「PFF」時代、AV時代、自転車三部作、そして『監督失格』まで。膨大な作品群から監督自らがセレクトした35本を詳細解説。

3年連続入選を果たした「ぴあフィルムフェスティバル」時代、コアなAVファンを狂喜させたAV時代、『由美香』をはじめとする自転車三部作、そして『監督失格』まで……
膨大な作品群から監督自らがセレクトした35本を詳細解説。
30年(1982-2012)のフィルモグラフィー付き。

序文
図工以外全滅人生
文◎平野勝之

第一章
1982-1995

平野勝之、自作を語る82-95
インタビュー、文◎柳下毅一郎

平野勝之をめぐって
ぴあフィルムフェスティバル85-87 一般公募部門入選作品審査講評
文◎ほしのあきら、かわなかのぶひろ、大島渚

ポストダイレクトシネマの旗手、平野勝之
文◎山崎幹夫

最も遠くまで行ったAV監督・平野勝之
文◎東良美季


第二章
1995-2012

平野勝之、自作を語る95-12
インタビュー、文◎柳下毅一郎

平野勝之をめぐって
元妻 ハニー、かく語りき
文◎平野ハニー

座談会◎流れ者図鑑を語る
出席者●庵野秀明/高橋源一郎/松尾スズキ/カンパニー松尾/林由美香/平野勝之

美女座談会◎平野勝之とは何者か?
美女●林由美香/小室友里/香山リカ/勝見真知子

映画評のようなもの
文◎花房観音

すばらしかったが、俺は早く家に帰りたかった
文◎松尾スズキ

すべての男は“監督失格”である
文◎斎藤環

カメラが持つ非人間的な過酷さと寛容さ
文◎北小路隆志

座談会◎愛情が、虚構と現実の境界に墜ちる
出席者●井口昇/高槻彰/安岡卓治

おわりに
ゲバルト平野
文◎柳下毅一郎

平野勝之AV監督日記

平野勝之フィルモグラフィー1982-2012

【著者紹介】
平野勝之
映画監督。1964年静岡県浜松市生まれ。幼少期より絵を描きはじめ、学生時代は漫画制作に没頭。84年、『ゲバルト人魚』で「ヤングマガジン」ちばてつや賞入選。その一方で82年より8ミリ映画を制作しはじめ、85年、『狂った触角』でぴあフィルムフェスティバル入選。その後、86年『砂山銀座』で、87年『愛の街角2丁目3番地』で同賞獲得。89年上京。翌年、『由美香の発情期』でAVデビュー。「ヌケないが面白い」AV監督として不動の地位を築く。96年、林由美香と自転車で北海道へ。翌年、その記録『由美香』が劇場公開され話題に。05年、林由美香の死の第一発見者になる。その死と、残された人々の再生を描いたドキュメント『監督失格』を2011年に発表。近年は自転車冒険作家としての側面も持ち、活動を続けている。著書に『ゲバルト人魚』(94年、洋泉社)、『自転車不倫野宿ツアー』(林由美香との共著、97年、太田出版)、『旅用自転車 ランドナー読本』(10年、山と渓谷社)、『旧型自転車主義』(12年、山と渓谷社)がある。

内容説明

3年連続入選を果たした「ぴあフィルムフェスティバル」時代、コアなAVファンを狂喜させたAV時代、『由美香』をはじめとする自転車三部作、そして『監督失格』まで…膨大な作品群から監督自らがセレクトした35本を詳細解説。

目次

元妻ハニー、かく語りき
座談会 流れ者図鑑を語る
美女座談会 平野勝之とは何者か?
映画評のようなもの
すばらしかったが、俺は早く家に帰りたかった
すべての男は“監督失格”である
カメラが持つ非人間的な過酷さと寛容さ
座談会 愛情が、虚構と現実の境界に堕ちる

著者等紹介

平野勝之[ヒラノカツユキ]
映画監督。1964年静岡県浜松市生まれ。幼少期より絵を描きはじめ、学生時代は漫画制作に没頭。84年、『ゲバルト人魚』で「ヤングマガジン」ちばてつや賞入選。その一方で82年より8ミリ映画を制作しはじめ、85年、『狂った触角』でぴあフィルムフェスティバル入選。その後、86年『砂山銀座』で、87年『愛の街角2丁目3番地』で同賞獲得。89年上京。翌年、『由美香の発情期』でAVデビュー。「ヌケないが面白い」AV監督として不動の地位を築く。96年、林由美香と自転車で北海道へ。翌年、その記録『由美香』が劇場公開され話題に

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
英米文学翻訳家、映画評論家。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科非常勤講師。1963年大阪生まれ。雑誌編集を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いやどす

2
普段は文庫本の、250ページくらいの本ばかり読んでいたからちょっと大変でした。「流れ者図鑑座談会」以降は次の機会に読むことにして、とりあえず読了と。平野勝之がどういう男かがよく分かるインタビューと平野勝之論を楽しみながら読むことができました。凄い男で、凄い人生だ。絶対に真似ができません。映画作家を夢見ている人は読まないほうがいいかもしれませんね。諦めちゃうかもしれない。曲がった背中がまっすぐになるような本だから、ぼんやりと生きてる人は刺激を受けるでしょう。2014/04/18

まさやん80

2
平野勝之さんのこれまでの自主映画、AV、映画の軌跡をたどる一冊。 この本では、最も過激な表現の場であった1990年代のアダルトビデオ業界でのハチャメチャな製作の状況が語られるが、これが面白い。主演女優をとことん追い込む平野さんの姿勢は、出来上がった映画でも明らかだが、そうした作品の背景がロングインタビューで語られる。いずれにせよ、これまであまり知られていなかった表現者の平野勝之がこうした本で知られるのはいいことだと思う。平野さん、もっと撮って下さい。2013/11/23

RHINO

2
「映画はもはや骨董品である(正確には映画に拘わる人がわざわざ映画を殺している、あるいは骨董品に仕立てあげている)。趣味とコダワリだらけのジジイの観念にオレは興味がない。映画的方法だの、フィルムの質感などヌカす前に、目の前にいる人間を見てみろ。」と書きつつ映画の神様の存在を信じるロマンチスト2013/07/19

yunico

1
「流れ者図鑑」を観てあまりに衝撃的でそれについてのコメントがあるとの事で読んでみた。自意識が強すぎる女が何故嫌われるかが解った気がした。しかし全体を通してなかなかヘビー。面白いんだけれども色々吸われた。読み疲れた。2014/06/18

hiratax

1
8ミリのアマチュア映画までキャリアを遡るさまに執念を感じる。 監督本人へのインタビューが当てられるんだが、ところどころで食い詰めているのが辛い。また決裂した共演者が、演劇とか映像の周辺でだらだらやってることに怒りを向ける様に表現者の業を感じる。2013/07/05

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