内容説明
思想干渉への反発の代償は空しい窓際人生だった。正義を目指す仲間の友情と利己的な欲求の間で、もがき、よろけながら峠を越えてきた。
著者等紹介
最上裕[モガミユウ]
1954年生まれ。香川県出身。1975年、工業高等専門学校を卒業し、NEC入社。社内のシステム開発、運用保守等の業務に従事。主に職場での体験をもとに、小説を執筆。1997年、「記念樹に向かいて」で支部誌・同人誌推薦作品優秀作。2023年、しんぶん赤旗に「広き流れに」を連載。日本民主主義文学会会員、電機・情報ユニオン賛助組合員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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