内容説明
新渡戸が創設した札幌の夜学校。教えを心底ふかく宿す老女がつぶやく気象通報には…(『札幌遠友夜学校』)。稲造やその父・十次郎、祖父・伝たちの事績を、新渡戸につながる人たちが現代に受け継ぐ思い(『鞍出山の桜』)。愛媛県西予市の教会に残る署名のない新渡戸の扁額。戦時下の軍部批判発言とともにその真偽を探る(『新渡戸博士の扁額』)
著者等紹介
青山淳平[アオヤマジュンペイ]
昭和24(1949)年、山口県下関市生まれ。高卒後3年間、東京と名古屋で働き昭和46(1971)年、松山商科大学(現松山大学)入学。昭和52(1977)年、同大学院修了。平成22(2010)年まで県立高校社会科教諭。平成24(2012)年から5年間、愛媛銀行企画広報部参与として愛媛銀行百年史を執筆監修。これまで幅広い分野をテーマに小説、評伝などを上梓している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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